e.a.o.(えあお)スクールとは(2022年度報告)
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コミュニケーションの習い事 & 対人関係力重視フリースクール
小学生・中学生の対人関係力をUPします!!
子どもたちが大人になってたのしく充実した人生を送るためには、人と関わる力(対人関係スキル)の習得が極めて重要です。
対人関係力の習得は、社会人になってからでは遅すぎます。社会に出たら子供の頃に習得した”対人関係力”を駆使しながら効果的に発揮してほしいと思っています。小学生・中学生は、特に(スイミングなどの)習い事のように練習すれば少しずつ上達します。
目次
先日の出来事 P1-2
はじめに【問題意識】と【アプローチ】 P3
e.a.o.スクールの種類と学びのプロセス P4
学びのプロセス(手順)(詳細) P5
e.a.o.の意味1.2. P6
基本理念 P7
1.アフタースクール P8
2.フリースクール P9
3.えいご P10
4.特徴 P11
5.近年の進学実績・【参考資料】 P12
6-1.ある日の一日【アフタースクール】 P13-14
6-2.ある日の一日【フリースクール】 P15
6-3.ある日の一日【えいご】 P16-17
7.生徒行事・5つの集中パワー P18
大会行事【ゲーム・アイス】 P19
8.保護者行事・9.このような子どもがこうなります P20
10.利用者の声(子ども)・11.利用者の声(保護者) P21
12.事例 P22-23
13.まとめ・14.課題と今後 P24
15.メディア紹介・You Tubeチャンネル P25
e.a.o.について・矢野美枝(e.a.o.代表)の想い P26
ご利用ください 裏表紙
小学4年生 りょうたくんの出来事
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【問題意識】
1.大人になると(引きこもり、頻回転職者など)子どもの頃に持った自己イメージを克服することが困難になる。
2.子どもたちには、個人の能力を伸ばす場所(スイミングスクールなど)のように、集団での人との関わり方を習得する場所などが必要なのに対人関係力を主題にした場所がない。
3.「不登校」「発達障害」の言葉には個々人が持つそれぞれのイメージがあり、必要以上に縛られやすい。人との関わり方は、習い事のように練習しながら少しずつ上達するのに、上達しても実践してイメージを払拭する機会がない。
【アプローチ】
1.職業訓練事業において、対人関係の苦手を意識した訓練生に対して行ったノウハウを生かす。
2. 一番苦手な“集団”で、仲間と自らの問題点を克服する。
3. 保護者が自信喪失し、方向性を見失っているのに対して、子どもの変化を通しながら子育てへの関わりを再構築する。
4. 一定の練習をした後、公的学校と両立し、時には習い事や個別指導<を続けながら出来ることを増やし、進学や就労へと繋ぐ。
(職業紹介事業での3000人以上の面談及び職業訓練での自己開示・他者理解講師を通して)
(2014年日本ADHD学会発表「行動面に問題を抱えた子どもと共に 〜民間の取り組み紹介〜」
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e.a.o.スクールは対人関係力を身につけます。
コミュニケーションの習い事 e.a.o.(えあお)チャイルズ コミュニケーション スクール
フリースクールe.a.o.(えあお)
えいごe.a.o.(えあお)
学びのプロセス(思い)
毎日、沢山の問題点を指摘され、何一つ理解できず自信喪失
→学校へ行きたくない →保護者も自信喪失 →子供を叱責
→親子関係の悪化等々の悪循環
e.a.o.では克服できる課題を少なく
→時間をかけて自ら克服 →自信 →積極的になる
→克服する課題が増える
→親子関係が良くなる
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共に考える
提案→質問→気づき
自信をつける
やってみる→失敗→やってみる(繰り返し)→成功
自らやる気を出す
保護者勉強会
学びのプロセス(詳細)
面談
4回の個別指導
小集団での学びと練習
やってみる→失敗→やってみる
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enjoy attempt optimism
“e.a.o.” Develops Interpersonal Relationship Skill for life.
e.a.o.の意味2.
えっ? あっ! お~!
”e.a.o.は、人生に必要な対人関係スキルを身につけるスクールです。
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パパ・ママが父親・母親へ。そして子どもが
かっこ良い大人になる
親に対しても、子供に対しても
物事の捉え方に新たな視点を加えます。
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1-1.アフタースクールe.a.o.は
将来に必要となる対人関係力を身につけます。お友だちや大人に自分の気持ちをきちんと伝えるために「言葉の選び方」「視線」「態度」「出来事の捉え方」など人との関わり方を体験しながら習得します。対人関係力は習い事として練習しながら少しずつ上達し、その中で親子関係の再構築ができて将来にわたり生きることが楽しくなります。
◉ 集中力を向上させる基礎練習“集中パワー”(5つのパワーゲーム)
◉ 現実の出来事を話し合う“リアルセッション”(話し合い)
◉ やりたいことを企画して実行する“プランドゥ”(企画会議)
◉ 表現を工夫する“エクスプレス”(表現力)
◉ ひと同士のやり取りを体験
◉ 感情、タイミング、出来事など目に見えないことへの対応の幅を広げる
1-2.対象者
幼児・小学生(通学できる人)
中・高校生は相談による
1-3.利用時間
火曜日・水曜日・木曜日 17:30〜19:30 (祝日休み)
◉基本週3回(週1回からでも可能)
1-4.アフタースクール料金(月謝)
◉月謝制だから、e.a.o.方針に賛同(子ども同士の失敗を許しあうなど)できず、不満があれば辞めることが可能です。
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2-1.フリースクールe.a.o.は
将来の生活や就労に必要な生きる力(社会的自立)を身につけるために、対人関係力(コミュニケーション力)を練習します。学校や家庭での集団生活がよりスムーズになります。学習をやる気になれない子には、やる気になる学習を目指すプログラムです。
◉ 学習(公的学校での宿題、問題集、各種検定、学習をやる気になる)
◉ 表現力の向上のために『言葉、態度、声のトーン、間合い』などの気づきを促す
◉ 集団で自分らしく過ごすための『自己理解、他者理解、立場と役割』などを行う
◉ 保護者勉強会(お子様との関わり方の手法を増やす具体的方法など)
*必要に応じてカウンセラーによる心のケア(専門機関との連携)
2-2.対象者
小・中学生(通学できる人)
高校生(相談により)
2-3.利用時間
火曜日〜金曜日 10:00〜16:00 (月、日祝日休み)
・週1日からの利用可能
・所属する公的学校の行事に合わせて曜日や時間変更可能
2-4.フリースクール料金(月謝)
◉月謝制
・ e.a.o.方針に賛同(子ども同士の失敗を許しあうなど)できず不満があれば辞めることが可能
・子どもの状況により、所属の公的学校との比率を変えやすい
・ 毎月の状況を保護者と積極的に関われる(教室参観可)
◉1日体験コース 5,500円/1日
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3-1.えいごe.a.o.は
日本語の会話力を向上させながら、英語を得意になってもらいます。フォニックスを覚えて英語が読めるようになったら、日本の文化と海外文化の違いによる表現の違いを学びます。楽しく学んだら、英語検定を受けてさらに自信をつけていきます。
◉ アルファベットを書く
◉ フォニックスを覚えて口や舌の筋肉を使い英語の発音を練習
◉ 英語と日本語の文法や表現の違いを知る
◉ 英検対策(ライティング、リスニング、作文、面接)
3-2.対象者
小・中学生(通学できる人)
高校生(相談により)
3-3.利用時間
金曜日(3級)17:30〜19:30 、土曜日(4級)15:30〜17:00、 土曜日(5級)13:30〜15:00
・祝日はお休みです。
・進み具合で途中で受講の級を変更できます。
3-4.えいごスクール料金(月謝)
◉月謝制
・ いつからでも入学できます。
・ 毎年1月の英語検定に向けてカリキュラムを行いますが、中途入学の方は必要に応じて個別指導をお勧めします。
◉1日体験コース 3,300円/1日
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◉ 多くの課題を設定しない
→解決できる課題の内容(例えば10分間座っておけるなど)
◉ 対人関係教育
→授業中に出現した問題行動について皆で考える。
先輩(似たような問題行動を過去に持っていた)が発言し、当人も発言する。
◉ 所属公的学校との両立を目指す(100%)
→所属の公的学校へ通学しながら、フリースクールやアフタースクールとしても
利用できるので親子ともに安心できる。
◉ 保護者との良好な関係づくり
→時間の枠に囚われず、保護者と共に考えることで子どもも変わる。
e.a.o.は何時でも子ども達と保護者のOKを得て進めます。
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e.a.o.スクール最近の進路実績1
私立中学校
*弘学館中学
*熊本大学附属中学
*真和中学
*学園大附属中学
*九州学院中学
*ルーテル中学
*マリスト中学 など
e.a.o.スクール最近の進路実績2
公立高校
*熊本高専
*八代高専
*熊本高校
*済々黌高校
*熊本北高校
*東稜高校
*熊本必由館高校 など
大学
*熊本大学
*佐賀大学
*立命館大学
*慶應義塾大学
*長崎県立大学 など
いずれも所属公的学校へ復学してからの進学
【参考資料】
◉ 2022年10月現在
通学23名;小学生14名、中学生9名(通算212名)
◉ 2022年10月現在(フリースクールのみ)
通学7名;小学生5名、中学生2名
(通算46名;小学生37名、中学生7名、高校生2名)
◉ 所属公的学校との両立100%、公的学校への完全復学90%
◉ 入学時の課題の消失、軽減化 100%
それぞれの入学目的を達したと評価した保護者の回答
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6−1. ある日の1日(アフタースクール) P13ーP14
火曜日はリアルセッションの日
*リアルセッションは、現実に起きた身近なことを、子供同士で話し合います。
出た意見に大人の意見も交え深め、それぞれの気づきに導きます。
水曜日は企画の日
*企画は、子供がやりたいことを、目標を決める・調べる・計画する・話し合う・大人に相談する・
実行する・次のために振り返る手順で行います。
木曜日は表現の日
*表現は、現実に起きた身近なことを、子供同士で話し合います。出た意見に大人の
意見も交え深め、それぞれの気づきに導きます。
対人関係力(人との関わり)は情報収集の土台となります!!
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火曜日〜金曜日(週4日)
*フリースクールは、主に小学生・中学生を対象としています。
学校の代わりに来ると言うよりも、これからも集団の中で生きて行く力を会得します。
フリースクールと言っても有料ですが、変身できます!!
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金曜日は英語の日(3級)
*英語は、フォニックスや文法を中心に、英検3級合格レベルを目指します。
英語の本が読める楽しさを知り、作文や英会話の基礎を作ります。
土曜日は英語の日(4級)
*英語は、フォニックスや文法を中心に、英検4級合格レベルを目指します。
英語の本が読める楽しさを知り、作文や英会話の基礎を作ります。
土曜日は英語の日(5級)
*英語は、フォニックスを中心に、英検5級合格レベルを目指します。
英語が言える楽しさ、英会話の基礎を作ります。
えいごの文法は今の子どもに必須です!!
文化の違いから人との関わり方を学びます
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日常
集中パワーゲーム
・アイパワー
・リスニングパワー
・ブレインパワー
・ムーヴパワー
・アンサーパワー
会話、勉強
食事マナー、掃除、話し合い
ネイティブの英会話
外部講師(IT、音楽、日本文化)
動画撮影(編集・ナレーション)
年間行事
*必ず上手くいく物語作り
*朝まで寝てはいけないゲーム大会
*お腹を壊すまで食べるアイス大会
*なりたい職業スピーチ大会
*サマースクール
*合宿
*音楽鑑賞
*カナダとの国際交流(Web)
*季節のイベント
*親子で掃除(年2回)など、
子どもたちの企画により実行・中止
5つの集中パワーゲーム
【アイパワー】視線クイズ、目で合図をする・受け取る
【リスニングパワー】言葉を聞き取る、しりとり
【ブレインパワー】物の間違った使い方、関係ないものを言う
【ムーヴパワー】体を操作する
【アンサーパワー】無理やり早く答える
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朝まで寝てはいけないゲーム大会
【この企画の良さ】
・準備力
・イライラ(ぼ〜っと)する時の自分や他人を知る
・イライラしても喧嘩しない
・ぼ〜っとしいても自分の物を管理する
・夜中に親が来る(子どもの様子を観察する)
・親同士ゆっくり話す
・子どもの疲れのとれ方を知る
・親に参加させてもらえた感謝の気持ちを表す
親からの参加許可が出るだけで勝った気分!!
お腹を壊すまで食べるアイス大会
【この企画の良さ】
・準備
・買い物のマナー
・限界を知る
・食べ過ぎた後々(数時間後)の苦しさを体験する
・親子で作戦を立てる
・みんなで楽しむ工夫をする
・保護者に説明する
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8.保護者行事・9.このような子どもがこうなります P20
8.保護者行事
日常
・送り迎え(電車・バス以外)
・Facebook(保護者専用サイト)
出席状況の確認
悩みや不安の書込み
書き込みに対する意見の書込み
*Facebookでは、その日の出来事などの写真をアップしたり、動画をアップしている。
時には授業中にもアップするため、親の昼休みやお迎えまでに、その日の出来事がわかる。
年間行事
*毎月1回2時間の勉強会
*子どもの年間行事への同行(仕事の都合で無理しない程度)
*年2回保護者主催による教室掃除
9.このような子どもがこうなります
このような子どもが
*自分の気持ちを言葉にするのが苦手
*人との関わり方が気になる
*表現力はあるけどタイミングが上手くいかない
*甚だしく不機嫌になりやすい
*教室でじっとしていられない
*場面緘黙
*慌てる
*泣く
*こだわりが強い
こうなります
*会話がスムーズになる
*表現力が上手くなる
*意欲的になる
*暴力・暴言がなくなる
*集中力が良くなる
*誰とでも話せる
*親子関係が良くなる
*感謝の気持ちを持つ
*柔軟な対応ができる
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10.利用者の声(子ども)・11.利用者の声(保護者) P21
10.利用者の声(子ども)
eaoに来てはじめて僕はちゃんとした社会人になれるかもしれないと思った。
小学生の時から、学校のみんなも先生もやさしくしてくれて、学校は嫌ではなかった。だけど、色んなことが面倒に感じて学校へ行きたく無い日が時々あり、休んでいるうちに休みも増えました。学校の先生やお友だちは心配するので、頑張って学校へ行っていましたが、このままただ学校に行ったり休んだりしていても、ちゃんとした社会人にはなれないと思っていました。しかし、eaoに来てから始めて、ちゃんとした社会人になれるかも!って思いました。eaoに来て良かったです!
生徒(中1)より
自信をもって意見を言えるようになりました。
「正しい」とか「正しくない」とかではなく、自分の意見を言えるようになりました。意見に対しては、「間違い」というのは無いことを初めて知りました。算数のように答えが有って、それに近いことを言うのが意見だと思っていました。eaoに通って、自分が思っていることを相手に伝える事が意見だと知って、練習が出来て、人に伝える言葉や態度が大切だと気付きました。
生徒(小3)より
人との関わりは相変わらず苦手ですが、苦になりません。
小学生の頃は人との関わり方が苦手で、逃げたり親に当ったりしていましたが、e.a.o.で練習したことで、高校生の今では、どのような場面でもそれなりに人と関われます。
生徒(現在高3)より
11.利用者の声(保護者)
自分からこんなに進んで宿題したり、勉強するようになったのには本当に驚いています。
今までいろんな方法を試してきたつもりでしたが、いったいエアオではどんな魔法を使ったのだろうかと思うほどの変わりようでびっくりしています。ありがとうございます!
保護者(中1)より
父親として嬉しい限りです。
小学生の時に利用していました。口数が少なく自分と比べて真逆な子どもでした。幼少期から吃音があり、少し感情的でキレやすい面もありクラスで揉めることもありました。対人関係力は学ばなくても自然に身につくと思っていましたが、利用して本当によかったと思っています。吃音もなくなり、主張がしっかりできて、近頃では私にも口答えするほど、立派な反抗期を迎えています。
保護者(現在高校2)より
場面緘黙で5年間学校で話していないのに、2週間で喋るようになり、びっくりしています。
少しでもお友達との関わり方がよく慣ればと思い通学させました。自宅ではたくさん話していたのですが、家族意外の大人と普通に話せていることに驚きました。学校の先生とも話していただいて感謝しています。
保護者(小6)より
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事例1
【入学時】小学5年生 男の子
【状 況】小学4年生の時から行き渋る。時々登校し保健室で過ごす日々。 小学5年生で通級を利用していたが、時々保健室には顔を出すものの不登校状態。家庭でも親や兄弟に暴力・暴言を吐くようになった。学校の先生からの紹介でe.a.o.を知り面談→入学→上記事項改善。
【不登校期間】2年
【フリースクール期間】5ヶ月(11月〜翌3月)小学6年生の4月から学校復帰
【アフタースクール期間】1年6ヶ月(学校復帰後小学生卒業まで通学)
【学校とのやりとり】保護者を通じて出席状況、e.a.o.での様子などを伝達。
【復帰後】欠席なし。中学でも不登校なし。
【現 在】高校生。高校総体で活躍。
ポイント
・学校関係者からの紹介
・学校と定期的に様子を報告
事例2
【入学時】小学2年生 女の子(フリースクール+アフタースクール)
【状 況】小学1年生から特別支援学級在籍。小学2年生の時から行き渋る。 小学2年生で意思表示がはっきりしてきて、家庭での駄々コネが激しくなる。何とか学校には通学するが、学習も嫌がるようになり、フリースクールを希望(家族、親戚、学校との話し合いがうまくいかず)ようやく、4年生から半日のフリースクール+アフタースクールを利用。学習に意欲的になり、学校に復帰。
【フリースクール期間】1年(半日のフリースクール)、小5の4月学校復帰
【アフタースクール期間】4年(学校復帰後1年間アフタースクール通学)
【学校とのやりとり】保護者を通じてのみ(保護者が不安定になる)
担任とe.a.o.とが話ができるようになった。(親も子も安定)
【復帰後】アフターで相談を続けた。
【現 在】中学生(私立)
ポイント
・連携の大切さ
事例3
【入学時】小学6年生 男の子
【状 況】小学5年生から行き渋る。 学習意欲がなく、小学5年生9月から不登校。自宅での学習も嫌がるようになり、フリースクールを希望。カナダの学校からe.a.o.に学長が視察に来た時に話をして英語に興味を持つ。英検コースも受講し4級合格。中学生になり学校復帰。中1の7月に3週間留学。帰国後積極的になり、同級生ともよく話すようになった。
【フリースクール期間】2年、中1の4月学校復帰
【アフタースクール期間】3年
【学校とのやりとり】保護者を通じて、様子の状況報告。校長、担任が視察。
【復帰後】アフターで相談を続けた。
【現 在】大学生(他県の県立大学)
事例4
【入学時】小学4年生 女の子
【状 況】支援学級、行き渋り・不登校なし。場面緘黙があり、4年間学校では一切言葉を話さない。教室でも話さなくても良い状態が作られている。祖母が、熊本日日新聞社の書籍紹介を見て、相談→アフタースクールに通学。2週間後に言葉を発し、その後、徐々に皆の前で発表したり、冗談を自分から言ったりする。現在、フリースクールで対人関係力を身につけていて、学校復帰出来る状態に練習中。
【フリースクール期間】1ヶ月(現在進行中)
【アフタースクール期間】1年
【学校とのやりとり】保護者を通じて出席状況提出。校長、教育委員会が視察。教頭先生に状況報告する。
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13.まとめ
1. 子どもの様々な状態は、様々なアプローチにより軽減され、集団の中で生活することが可能な未来が開ける。
2. 保護者が子供との関わり方を工夫するのは勿論、保護者に学校との関わり方を手助けすることで、子どもの対人関係力は向上しする。
3. 学校から選択肢として紹介されると、保護者が日常の様子や変化を学校へ報告しやすくなる。
14.課題と今後
1. 色々な選択肢があることを保護者に情報として届ける。
2. 学校の先生方に実際に活動の様子を見てもらう機会を増やす。
3. 保護者の経済的負担や不安を少しでも軽減できる方法を探す。
15.メディア紹介・You Tubeチャンネル P25
日常の様子
フリースクール紹介ビデオ(e.a.o.チャンネル)
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e.a.o.について・矢野美枝(e.a.o.代表)の想い P26
e.a.o.について
矢野美枝(e.a.o.代表)の想い
対人関係力は必ず上達する
私は、臨床検査技師として社会人をスタートしました。その14年後、職業紹介業や職業訓練校を経営し、キャリアコンサルタントとして3000名以上の方々と面談をしてきました。その中で社会に出る為に必要な”対人関係スキル”の習得が如何に大切か、また、そのスキルの基礎となる小学生時代にどのよう大人(他人)に出会うべきかを知らされました。
そして、子どもの発達に興味を持ち、日本だけでなく海外の学校や子育てについて視察をしました。2005年には、おそらく日本で初めてのコミュニケーションの習い事(対人関係力)を熊本に開校しました。その実績は、日本ADHD学会(医学会)にも発表させていただき、毎日新聞社にも掲載されました。今では、発達の有無に関係なく、社会に出るために必要なスキルとして小学生とその保護者が学んでいます。
また、ここで学んだ子どもたちは、それぞれに進学・専門学校・大学・社会人となり、色々な人たちと関わりながら人生の駒を進めています。
私が、彼らから学んだことをお母様方に伝えて行くことが私の役割なのだと思っています。皆様の子育てのお役に立てれば幸いです。
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e.a.o.(え.あ.お.)スクール
〒860−0834 熊本市南区江越1丁目丁目24−21
電 話 096−237−7651
お問い合わせ
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