「学校へ行きたくない」の解決方法
不登校ではなく、学校へ行きたがらないわけでもない。
しかし、学校生活が上手くいっていないのではないか？
と母親が思っている時に、
子どもが「学校に行きたくない」といった場合に
どのような対応をしたら良いのでしょうか？
多くの保護者は、
まず学校の先生に相談することを考えるでしょう。
それが間違いだとは言いません。
しかし、
そこから子どもにとって始まる悲劇があるのも事実です。
なぜかというと、
学校で起こった問題点を探し出すことが
重要視されることから始まるからです。
“感覚”というものを、“問題点”に置き換えることで、
何か悪いことが起こったように事が進むからです。
「学校に行きたくない」という言葉には、
自分の気持ちの中で落とし込まれない感情が
発生したということ。
誰かが何かをしたという“事実”だけだと、そのまま、
その内容が相談内容として言葉になっているでしょう。
（勿論、度重なるようなイジメ等があっての“助けて”
という意味がある場合もあります。ですから、
常に子どもを観察し、日頃から学校の先生と
気軽に話せる関係を作っておくことは大事です）
最初にお話ししたように
不登校ではなく、学校へ行きたがらないわけでもない。
しかし、学校生活が上手くいっていないのではないか？
と親が思った場合、
様子を見ることだけでは子どもにとって苦痛です。
・理由を聞くのではなく、今の感情を聞き出す
・いつからではなく、今日もその気持ちかを聞く。
・問題点ではなく、学校での楽しみを聞く。
などを親子でやってみて下さい。
とはいえ、
親子で話すのがなかなか苦手だと感じている方は、
お近くの相談所をご利用しましょう。
納得できない場合は、
他の相談所に変えて自分が信頼できる所を見つけましょう。
（私にメールされたい方は、e.a.o.スクールのホームページから
メールが送信できます。https://eaoschool.com ）
そのまませず、大人の方が一歩行動しましょう。
母親のみなさまへ
「学校にいきたくない」
という言葉が意味するのは、
何かを解決してほしい
というより、何を
どう解決したら良いか
わからない状態が多い。
アクセス
もう、一人で悩まない
お子様の対人関係でお困りの方はNPO法人さくらの会にご相談下さい。 発達障害、不登校などでお困りの方もサポートしております。
